26日に有明アリーナで、「ボクシング・世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦」が行われました!
WBC・WBO王者の井上尚弥選手、WBA・IBF王者で、“悪夢”の異名を持つマーロン・タパレスを10回1分2秒KOで下し、テレンス・クロフォード(米国)に次ぐ史上2人目、史上最速5年7カ月で2階級での4団体統一を成し遂げました!
これで世界戦21連勝となり、節目となる10本目の世界王座ベルト獲得となりました!
井上尚弥選手のフィニッシュブローが決まった瞬間は鳥肌ものでしたね!!!
- 井上尚弥がマーロン・タパレスのガード剥がしでジリジリ試合になってしまった!?
- 井上尚弥がマーロン・タパレスにKO勝利した勝因はどこにあったのか?
について皆さん、気になる部分が多いかと思いますので調べてみる事にしました!
井上尚弥の経歴&プロフィール
- 本名:井上尚弥
- 通称:Monster(怪物)
- 階級:スーパーバンダム級
- 身長:165cm
- リーチ:171cm
- 誕生日:1993年4月10日(30歳)
- 出身地:神奈川県座間市
- スタイル:右ボクサーファイター
アマチュアキャリア
座間市立栗原小学校1年で元アマ選手であった父の下でボクシングを始めました!
初の試合出場は6年生の時で、全国大会で座間市立栗原中学校2年生の相手にRSC勝ちを収めたそうです!
中学校3年のときに行われた第1回全国U-15大会で優秀選手賞を受賞しました!
新磯高校1年でインターハイ・国体・選抜の三冠を達成し、アジアユース選手権で銅メダルを獲得されています!
2年時には世界ユース選手権でベスト16入りし、インターハイはベスト8に終わるものの、国体を連覇!
また、初出場の全日本アマチュア選手権では決勝で林田太郎に敗れ準優勝し、同階級の田中亮明との対戦成績は4戦全勝!
3年時にはインドネシア大統領杯で初の国際大会金メダルを獲得し、さらに世界選手権出場を果たし、フライ級で3回戦まで進むが、キューバの選手に12-15の判定負けを喫しベスト16!
国内ではインターハイに加え、全日本選手権で初優勝するとともに技能賞を獲得!
高校生初のアマチュア7冠を達成しました!
プロキャリア
2012年、大橋ボクシングジムに入門されました!
ジムとの契約書には井上尚弥選手自身の希望で「強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない」との条件が付帯されたと言います!
プロ転向・大橋ジム入りの発表会見では井岡一翔が持つ世界王座最短奪取記録の更新を宣言し、プロテストはスーパーバンタム級でB級ライセンスを受験!
実技試験は後楽園ホールの興行内で公開され、日本ライトフライ級王者・黒田雅之を相手に左右の連打でコーナーに追い詰めるなど、実力を示して合格を果たしました!
プロデビュー戦は、10月2日に後楽園ホールにてOPBF東洋太平洋ミニマム級7位にランクされているクリソン・オマヤオと49キロ契約8回戦で対し、プロ受験時のライセンスはB級だが特例によりA級ライセンスが認められてのデビュー戦となり、A級デビューは1987年の赤城武幸以来25年ぶり7人目で10代は初となりました!
日本、東洋太平洋、世界王座獲得と獲得していき、8戦目では2階級制覇達成、2018年には3階級制覇達成、2022年にはなんと日本人初の三団体統一王者となりました!
その後も勢いは止まらず、2022年にはアジア人初の四団体統一王者となり、今年2023年には4階級制覇達成を果たしました!
史上2人目の2階級四団体統一王者となったわけです!
井上尚弥選手のボクシングスタイルは非常にオーソドックスではありますが、攻守において隙が無く、桁違いのパンチ力とスピード、様々なテクニックを駆使して相手を圧倒します!
軽量級とは思えない豪快なKOが印象的ですが、ディフェンス技術にも非常に優れており個人的に好きな選手でもあります!
井上尚弥がマーロン・タパレスのガード剥がしでジリジリ試合になってしまった!?
人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の作者・森川ジョージ氏が世界スーパーバンタム級4団体王座統一王者となった井上尚弥選手の試合展開を分析したという記事が掲載されていました!
「仕方のないことだけど尚弥選手の試合は相手のガード剥がしという側面が強い。」とコメントした。続けて「打ってきていいよアピールをしても3倍にして返すくせにとガードがさらに閉ざされる。前足をバリアにして後ろ重心でとにかく直撃を避けるが虚しくもガードの上から効かされていく。我慢の限界。」とジリジリしながらも、次第にタパレスが追い詰められていたとした。最後に「しかしタパレス頑張った。」と粘り強く戦ったタパレスに賛辞を贈った。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/
森川氏は試合会場だった東京・有明アリーナを訪れていたとみられ、客席からリングを写した、試合後とみられる画像をSNSに掲載されていました!
マーロン・タパレス選手は、「敵地に乗り込み、下馬評を覆し続けるフィリピン人ファイター」などとも言われ、フットワークも使うが、常にアグレッシブに手を出し続ける好戦的なサウスポーの選手になります!
ショートレンジでの右フックや相手の右に合わせる左のクロスカウンターもうまく、井上尚弥選手ほどではないにせよスピードもあり、決して侮れない相手だったわけです!
ガードも強く、手数も多い。そして、フットワークも軽い選手相手に攻めの姿勢を見せた井上尚弥選手の凄さは語るまでもないでしょう!
井上尚弥がマーロン・タパレスにKO勝利した勝因はどこにあったのか?
井上尚弥選手は4回後半に左フックでタパレスをふらつかせ、ロープ際でのラッシュでダウンを奪い、以降はタパレスに粘られたが、10回になって見事なワンツーを突き刺し、2度目のダウンを奪いました!
両膝をついたタパレスは立ち上がれず10カウントとなり、井上尚弥選手は4本のベルトを両肩にかけ、勝利をアピールされました!
「パンチの雨」と報道されているぐらい、ガードの上手い選手相手に攻めの姿勢を見せた井上尚弥選手は日本の誇りです!
タパレス選手の母国、フィリピンでも「なぜ彼がボクシング界最高のクローザーなのかを見せつけた」と絶賛しているそうですよ!
井上尚弥に関するファンや世間の声
・今日の試合が観られ無かったのが非常に残念でしたけれども!10R KO勝ちとの内容を観させて貰いましたよ!流石井上尚弥さんと思いましたよ!自分は今日本ボクシング界では尚弥さんが1番強いボクサーと思っていますね!是からも更に試合を勝ち進んで更なる記録を打ち立てて下さい。尚弥さんを応援してますね!
・ノックアウトアーチスト、まさにこの言葉通りのボクサー
井上尚弥、期待を裏切らない!
おめでとうございます!
引用元:Instagramから抜粋
など、賛美の声がたくさん届いておりました!
まとめ
いかがでしたか?
井上尚弥選手は個人的にも好きな選手ですが、今回の試合でさらに好きになりました!
常に攻めの姿勢を見せていく姿に男気を感じます!
ボクシングは緻密な戦略の元、トレーニングは当然欠かせないですし、厳しい減量もある訳です!
そういった中でメンタル維持だったり、フィジカルを鍛えるトレーニングだったりと、ボクシング程ではないにしろ、日ごろの生活で参考になる部分は多くあるかと思いますので、うまく取り入れていきたいですね!
井上尚弥選手の今後の活躍に期待したいと思います!
最後までご覧頂き、ありがとうございました!